【映画感想】【BD】 映画 聲の形

the shape of voice package

仕事の都合でBD発売日に観れる保証のないRΛPTORです。

今回はこちら↓

the shape of voice package

映画「聲の形」です。今回は発売日に観ることができました!
昨今のアニメ映画のヒットが続いていた中で公開された1つとして、また京都アニメーション制作のアニメ映画ということも知られているのかなと思います。




知らない人のためにネタバレしない程度に説明をしますと・・・
公式サイトのあらすじでは多くは語られていませんが、ざっくりと言うと、いじめっ子だった少年といじめられていた聴覚障害のある少女の物語です。

恋愛物語・・・要素はありますが、そういうお話ではありません。物語としては少し重めのジャンルになるかと思います。
面白さで語る映画ではなく、考えさせられるタイプの映画だと感じました。
「面白くない」とは感じなかったので、よく完成された映画なのだと思います。
ですが、薦めるときは人を選ぶかも。

世間的な評価は他の批評サイトで調べてください。。。

さて、ここからはBDの製品としての感想を述べていきたいと思います。

まずパッケージ。
これは初回限定盤で、ディスクは本編と特典の2枚組となっています。
クリアケースに特殊な箱ケースにディスクが収納されています。

音声はいろいろ収録されています。
基本は2chのDTS-HDマスターオーディオで、5.1chのリニアPCM音源も収録されています。
他にはヘッドホン接続時用のDTS Headphone:X、コメンタリー、あと「inner silence」が収録されています。

今回は2ch DTS-HDマスターオーディオで一通り観ました。
気になった部分としては、所々で気になるレベルのホワイトノイズが入ることです。
仕様なのかは不明ですが、私、気になります!

「inner silence」音声でも部分的に観てみましたが、全ての音声と音響効果が消されていて、その代わりに時折響く低音と静か目なBGMが流れるという音声でした。
時折響く低音というのは、女の子の聴覚と連動して鳴っているものではないようです。
ですがある意味、この音声で観るのがこの映画の真髄なのかもしれません。

字幕も収録されています。日本語の字幕ですが、音が入っているところだけ字幕が現れます。
キャラクターがしゃべっている部分はもちろん、お茶を注ぐ音があれば「(お茶を入れる音)」といった感じで字幕が挿入されます。
「文字放送」と同じ、という方がしっくりくると思います。

この映画は手話がしばしば使用されますが、字幕は表示されません。これは字幕を有効にしていても同様です。
手話の場面の字幕というのが用意されていても良かったのに、とちょっと思いましたが、どうなんでしょうね。
ある程度手話を覚えて観るということが一番この物語を理解できる気がしますが・・・

これ以上は哲学的になりそうなのでやめます。。。

メニュー画面は1枚絵ではなく、背景で流れているアニメーションをしっかり編集していて良いかと思います。
ちなみに私はメニュー画面の評価を毎回やりますが、これはBDの製品としてのクオリティを測る部分なので私にとっては重要な要素です(-_-)
パッケージもシンプルながら美しく作られており、ブックレットも60ページあるので、製品全体としてみても良い製品です。

今回の感想は以上。
また次回!

 

■映画紹介

映画「聲の形」
オフィシャルサイト:http://koenokatachi-movie.com/

 

■RΛPTOR評価(5段階)(あくまで個人評価)

総評:★★★★
物語:★★★★★
演出:★★★★
映像:★★★★
音楽:★★
特典:★★★★★
メニュー画面:★★★★★
3D:―
オススメの人:いろんな人、重めの内容が大丈夫な人