AK380故障! → iPhone7で音楽を聴く

DRC-BT15

悲報です。
私のAK380がご臨終されました。。。

経緯は私が東京から実家のある淡路島へ移動するときの事。




移動時間は約6時間、AK380は使いっぱなしでしたが、到着目前となったときに電源が落ちたようです。
最初は電池切れかと思い、実家で充電やリセット動作を試みましたが、復活してくれることはありませんでした。

というわけで、今はアユートのサポートセンターで修理中です。
電池の完全放電ということであれば、電池の保護機能がない、高価な割とお粗末な機械なのかもしれません。
その点、日本製(少なくともソニー)はそのあたりしっかりしていると思いますよ。

 

さて、故障してしまったものは仕方ないので、別手段で音楽を聴く方法を探さねばなりません。
不幸にして東京の家にも実家にも予備機なんてものはありません。
あるのはいつも使うiPhone7Plus、片耳装備用のBOSEのヘッドセット、父親のbeatsのBluetoothイヤホン、母親のiPhone7の箱の中に入っているLightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ、東京の家に戻っても大したものはありません。(AK380AMP以外のポタアンを1つくらい持っておくべきだったか・・・ 予備の1台があれば一番)

音楽データは東京の家に立ててあるサーバーからダウンロードできたので、問題なし。
問題はどの方法で音楽を聴くか、です。

 

まずはiPhoneの整備です。
現在のiOS10ではFLACをサポートしていないため、必然的に外部プレーヤーをダウンロードしてくる必要があります。今回はONKYOの「HF Player」を選定しました。HF PlayerはFLACを再生させるために課金(¥1200)も必要なようです。あらたに音楽プレーヤーやBluetoothイヤホンを購入することを考えると安い出費ですので迷わず購入。
※iOS11(米国時間2017/9/20配信)よりFLACがサポートされるそうです。

 

次に音楽の視聴スタイルです。
Bluetoothイヤホン? Lightning経由の有線?

e☆イヤホンさんのブログに最近特集が組まれていました。
外部リンク:『iPhoneX』発表。イヤホンジャックが無いけど、どうやって音楽を聴けばいいの?

とりあえず、変に出費をしたくないので母親のLigntning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを借りて一旦東京へ戻ることに。 しかし、また6時間の移動で分かったことですが、スマホに有線というのは煩わしすぎる!

ポタアン使うのも結局スマホにケーブルが刺さるので、どうやら私にはBluetooth一択のようです。

しかし、東京に戻ってきた今となって父親からBluetoothイヤホンを借りるわけにもいかず、やはり何らかの新しいイヤホン購入は必要になってくるようです。

 

個人的にはやはりBOSEでしょうか。
次のお休みにでも漁りに行こうかー。
それまでは片耳だけどBOSEのヘッドセットを使っておこう、そうしようー

(数日後)

ヘッドセットの挙動がおかしいぞ? 勝手にボリュームが下がる・・・? キーも効かない?
・・・汗で水没したようだ。。。

 

悪いことというのは連鎖するようです。。。今回のケースは最悪だ。。。

通販でもいいのでとりあえず何か良さげなBluetoothイヤホンを!

・・・・・・ん?
こ、これは!

どうやらe☆イヤホンさんの特集ページある選択肢に加えて新たな選択肢が現れたようです。

 

Bluetoothレシーバー!

 

それもイヤホンを自由に選択できるタイプです。

e☆イヤホンさんのブログ的な書き方をするとこんな感じですかね?(以下、一部記事抜粋)


◎今までのイヤホンがそのまま使える
汎用的な3.5mmヘッドホンジャックですので、従来のiPhoneで使用してきたイヤホン・ヘッドホンをそのまま使うことができます。

◎音楽を聴きながら充電が可能
Lightning端子を使用しないので、Lightningケーブルを接続して充電しながらの音楽再生が可能です。

〇ハンズフリー通話をプラス
Bluetoothレシーバーは機種によってマイクリモコンが付いているので、今まで使ってきたイヤホンにマイクリモコンが付いていなくてもハンズフリー通話可能にしてくれます。

〇iPhone以外の端子でも使うことが出来る
Bluetoothは汎用的な規格なので、iPhone以外のスマートフォンやPCなど、対応している機器であればそのまま使うことが出来ます。

△有線接続と比べると音質が劣化する
Bluetoothで音声データを転送する際、どうしてもデータに圧縮がかかってしまいます。そのため必ず劣化が発生してしまうので、理論上は有線接続より音質が劣るということになります。

△使用するために充電が必要
Bluetooth通信を行うためにはバッテリーが必要となりますので、使用するためには充電が必要です。
Bluetoothレシーバの連続再生時間は6~10時間で、通話したりしなかったりや、最新モデルではノイズキャンセル機能があるので、その機能のON/OFFでバッテリーの持ちは変化します。
音楽を流していないときの連続待機時間は最大100時間とされていますので、こまめに電源を切る必要はないですが、1日2時間使用するのであれば2日に1回は充電が必要でしょう。

×追加で購入する必要がある
Bluetoothレシーバを別途購入する必要があるため、機種代とは別に費用がかかります。

×常に一緒に持ち運ばなければならない
本体が小さいとはいえ、常にiPhoneと一緒に持ち運ばなければ使うことができません。
忘れてしまうと普通のイヤホンを挿すことができなくなってしまいます。
サイズも小型なので紛失には注意が必要です。無くすと出費も痛いです(1万円前後)。


私が大学時代にソニーから1号機が発売され、購入していた物がどこかに眠っていたはず!

・・・

DRC-BT15

あった! 充電を―・・・ USBじゃない!? 専用端子だ!?

充電台、探さなきゃ・・・

 

で、充電台もなんとか見つかりました。
私のはBT15というやつで、Bluetooth黎明期のレシーバーです。
Bluetoothレシーバーは基本的にヘッドセットに位置づけられるので、音楽視聴がメインの製品というわけではありません。どちらかというと通話補助がメインと思われます。
当時はレシーバーとイヤホンが一体となっているモデルしかなく、そんな中に現れた好きなイヤホンが使えるという画期的なモデルでした。

 

さて、無駄な出費をする必要がなくなったので、セットアップ開始です。

今でこそNFCを使ったペアリングが主流になりつつありますが、これは完全に手動(古いので)。

それからお得意のイコライザ設定です。
このレシーバーはボリュームコントロールが効かない(iPhone側のボリュームとレシーバー側のボリュームは独立している)ので、iPhone側の程よいボリュームを模索しつつ、レシーバー側でさらに調整が必要となります。(くどいようですが、古いので)
iPhone側でボリュームを意識しなければならないのは、ワイヤレスの都合上、歪みが生じやすいためです。

音の歪み(ひずみ)とは、簡単に言うと音割れです。
たとえば低音で本来「ドン」と聴こえるものが「バリ」と聴こえたりすると、それは「歪んでいる」ということです。
これはノイズ混じりのように聞こえ、どの音域にも発生し得ます。なんというかバラバラバラバラと落ち着きのない音になります。
全音域で歪むと機器が壊れることがあるので注意が必要です。
音というのは交流電流ですが、歪むと直流になり、壊れる、ということです。専門的なことなのでこれくらいにしておきます。

話を戻しまして、イコライザを次のように設定しました。

HF Player EQ for BT15+TITAN

私の環境の場合、高音が歪みやすく、2kHz以上の部分はこれ以上レベルを上げるとだめでした。
あとのボリューム調整はレシーバー側のボリュームコントロールに頼ることにします。

で、使ってみた結果、ホワイトノイズが多少気になるものの、意外と良い!
まぁ当然パワーはありませんのでアタック感には欠けますが、AK380が戻ってくるまでのつなぎということであれば十分ですね♪

まぁとりあえず、AK380、はよ帰ってこーい!

 

 

Bluetoothレシーバー(注:ハンズフリー通話非対応の物も含まれています)

 

Bluetoothイヤホン(RΛPTORのおすすめ)