アウトレットストアで買ったリーガルの革靴を修理に出してみた

社会人にとって必須アイテムの1つ、革靴。
毎日使うものであり、革が破れたり壊れたりすると大変困るものです。

私が使うのは「リーガル」といメーカーの革靴で、革靴では有名どころのブランドです。
普通に直営店で買うと3万そこそこするので手を出しにくいメーカーではありますが、アウトレットストアを活用すれば2万円前後、セール品だと1万円ほどでリーガルの革靴を手に入れることができます。

私は仕事柄、革靴はすぐ破れる・壊れるの消耗品扱いなのであまりお金をかけたくないというのもありつつ、一応サービス業なので客先に出ても恥ずかしくないもの、ということで、リーガルのアウトレットストアで革靴を調達することが多いです。

そんなある日、こんなことがありました。




ある大雨の日。
いつも通り出勤していると右足だけ違和感が。
ビッショビショだったのです!
左足は問題なしで右足だけなんで!?
と思って右足の裏面を見てみると、指の付け根に当たる部分(ソール)に見事な亀裂が!!

どうやらそこから浸水した様子。

これでは履けない!
ということで、近所のリーガル直営店へ出向きました。リーガルのお店は自社製の革靴の修理を自社工場で行ってくれるのです。

 

そして初期診断。

うーん。。。
修理内容としてはオールソールで、靴底を剥がし、新しい靴底を貼り直すというものですが、側面の皮の耐久性が怪しいので、修理工場の判断次第では修理不能で戻ってくるかもしれない、というのが店員さんの診断結果でした。

新しい靴底を貼る、正確には縫い付ける際に側面の皮を引っ張る必要があるそうで、今回持ち込んだ靴の場合はその側面の皮が破れかけており、引っ張ったときに破れてしまうかもしれないため修理不能と判定されるかもしれないとのこと。
ちなみに強度の判定基準は、修理後3年使えるか、というものらしいです。
でもそれなら、自己診断でも多分無理だろうなと思いました。。。

また割れて浸水するということで、靴底の中底もダメージを受けている(一緒に割れている)だろうから中底も同時交換になると思われるとのことでした。

それに加えて今回の靴がアウトレットモデルというのも懸念材料だと言います。
この靴も例外なくアウトレットで購入したものですが、リーガルのアウトレットストアではアウトレットストア限定モデルというのを生産しており、この靴も、買うときはあまり意識していませんでしたが、アウトレットモデルだったんです。
アウトレット用モデルっていうのは、もはやアウトレットの概念がおかしい気もしますが、とりあえず今はそれは気にしないということで。

▼リーガルアウトレットモデル「Worth Collection」
REGAL Worth Collection

リーガルの修理では持ち込んだ靴と同じパーツを使用して修理するそうですが、アウトレットモデルの場合、同じパーツがないことがあり、もしあったとしても今回の修理内容(オールソール+中底交換)ではアウトレットストアで新品を買うのと同じくらいの費用がかかってくる可能性があるとのことでした。
具体的には、オールソール交換が約1~1.5万円、中底交換が約5千円です。

「もう少し持ってきてくれるのが早ければねー」と言われても後の祭りです。
忙しくて靴のメンテどころではなかった(泣)
でもメンテしなくてもみすぼらしく見えないのがリーガルシューズのいいところです。(でもメンテしないと寿命は短くなってるで!)

しかし修理できないとなると、新しいのを1足買うかという話になってきます。どうしたものか。。。
そこで店員さんから提案されたのが、普通の靴の修理屋さんに持ち込むというものでした。
商店街の一角やデパート内のテナントの1つとしてあるような修理屋さんです。

そこであれば、今破れている部分の上に補修用の生地を貼り付けてくれるだろうとのこと。店によっては滑りにくい素材の生地など、いくつか種類が用意されているのでカスタマイズができるという話でした。
それでいて値段も数千円程度で済むというんですから、今回の場合はそっちが最善策、というか、選ぶ他ないというところです。
状態的にその修理をしてからあと1年くらい履いてありがとうする、というのがベターだろうと言われ、私もそうだと思うということで直営店での修理を断念することにしました。

近所の修理屋さんを教えてもらい、防水スプレーだけ買って移動することに。

 

そして移動した先の靴の修理屋さんで再び靴の状態を確認してもらうと、やはりオールソールが無難という判定でしたが、先ほどリーガルストアで言われたことを伝えてソールの部分のみを補修することに。
費用は3,500円程度。リーガルストアでの見積もりが1.5〜2万円だったことを考えるとものすごくリーズナブルです。

 

数日後、戻ってきました!

ただ、ノリでくっついているだけらしいので、もしかすると剥がれてくるかも、という懸念はありますが、とりあえずは履いてみることに。
やはり先端部分に新たに生地が貼り付けられているので、若干違和感はありましたが、全然問題ないレベルでしたので、しばらくこれで使い続けてみることにします。

 

でも自社での修理より普通の修理屋さんをしっかりオススメしてくれる辺り、さすがリーガルだと思いました。
修理に出したものの直らず、でも費用はいただきます、みたいな店が実際にあるんです。

修理できる・できないの判定基準から近所の修理屋さんまで教えてくれるのですから、やはり優良メーカーですね。




さて、いろいろあって今回はこのような修理になりましたが、では革靴を長持ちさせるにはどうすればよいのでしょうか。

革靴磨きは突き詰めていくといろいろ奥が深いようですが、ここでは簡単に3つ紹介します。

 

● 1足だけで使い回さない

そのまんまです。少なくとも2足を日毎に交互に履きわけます。
私は3~4足で回しています。
これで革を休ませることができ、長持ちにつながります。

 

● 靴墨を塗る

種類はいろいろあれど、リーガルの場合は純正でリキッドタイプとクリームタイプの2種類が販売されています。
しかしリーガルの店員いわく、クリームを使いなさい、とのこと。

リキッドタイプは簡単で、時間がないときなどすぐに塗れて便利ではあるのですが、栄養が含まれておらず、革靴の革が痛みやすいのだそうです。

▼リキッドタイプの靴墨
REGAL SHOE LIQUID

一方のクリームタイプは塗った後に不要になった布で拭いてあげる必要があり、若干手間がかかりますが、革が痛みにくく、長持ちにつながるのだそうです。

▼クリームタイプの靴墨
REGAL SHOE LUSTRE CREME

リーガルのクリームタイプのチューブは先端がリキッドタイプと同じ構造をしているのでリキッドタイプと同じように簡単に革靴に塗れます。

まずはブラシで埃を落として、そのあと靴墨を塗り、そしてさらに布で拭く、というか磨く?ようにしてやればいいと思います。
私はそこにさらに防水スプレーを振り撒いて終わらせます。

まぁ素人の手順なので、本格的なお手入れ方法はちょっと他のホームページを探してみてください。。。
私はコンピュータ専門です故・・・

 

● シューキーパーを使う

革靴の中に入れて使う足の形をかたどったような塊です。
木製が多いイメージです。革靴の形状維持、脱臭・殺菌など、様々な効果が得られ、革靴を長持ちさせるためには重要なアイテム・・・なんですが、持ってないんですよね・・・
これを機に、今度買ってきたいと思います。

今回のケースでは革靴側面の耐久性が・・・という話がありましたが、これは歩き続けることで靴のつま先が上がってくの時に曲がってそのままにしたために耐久性が落ちた、と推察されています。ですので、シューキーパーを使用して革靴を本来の形状に戻しておくことによって防ぐことが出来たかもしれません。

 

革靴を消耗品と割り切るのもいいですが、やっぱり長持ちさせれば節約につながる部分もあると思うので、少し本腰入れて革靴のメンテナンスなんかもやっていきたいと思うところですね。

 

 

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